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N-Caster:名古屋

2017
01/20

博物館の企画展作り

こんにちは!人類文化学科4年のしーちゃんです。

 

みなさん、南山大学人類学博物館をご存じですか?

名古屋キャンパス内にある博物館で、考古学資料や民族誌資料、昭和の生活資料を展示しています。n-cast+でも、何度か紹介していますね!

 

実は、いま、人類学博物館で、私たちが企画・展示した企画展が開催されています!

今回は、この企画展作りについてレポートします。

 

この自主企画展作りは、博物館実習という授業の一環で行いました。

博物館学芸員の資格取得をめざす課程の集大成です。

 

企画展の展示期間は、12月16日~1月11日まで。

常設展示の隙間をぬうように、

4つのテーマ――「武器は正義か」、「昭和人になろう」、「Ethnic Soundとの出会い」、「視先」――

展示を展開しています。

 

常設展示に加えて、この4つの展示が並んでいるので、

今の人類学博物館はかなり盛りだくさんでにぎやかになっていますよ!

年末年始をはさむので休館日も多いですが、ご都合がつく方はぜひ見に来てくださいね!

(休館日・アクセスetc.→http://rci.nanzan-u.ac.jp/museum/

s-楽器.jpg s-昭和2.jpg

 

私は主に、「Ethnic Soundとの出会い」の展示を担当しました。

9月から始めた企画展作りを、簡単に振り返ってみますね。

 

Step1:博物館が所蔵する資料を見て、やってみたいテーマを考える。

    「楽器」というテーマを考えました。

Step2:各展示のコンセプトや展示方法などを考える。

    人類学博物館の特徴は、展示資料のほとんどが触れるということ。

    触ったり聴いたりしてもらう展示にしたいと考えましたが、コンセプトに悩みました。

Step3:展示の候補となっている資料の調査。

    大きさを測ったりスケッチしたりして、展示に使える資料か見極めます。

    私たちはあくまで人類学博物館の資料をお借りして展示を作ろうとしているので、

    調査させてもらうにも、資料をリストアップして書面でお願いし、

    許可をもらわなければいけません。

s-リスト.jpg

Step4:資料を絞り、タイトルを決め、コンセプトとレイアウトを練る。

    「Ethnic Soundとの出会い」というタイトルが決まりました。

    地図を使い、「旅」するように、未知の楽器や非日常の音に出会える展示にしよう!

    ということになりました。

Step5:具体的にレイアウトを決めて、展示に必要な台などを用意し、

           解説パネルやキャプションを作る。

    こんなパネルも、自分たちで作りました。

s-パネル.jpg

Step6:展示作業!

    展示作業ができるのは1日だけ。どの班も全力で展示を完成させました!

s-武器.jpg s-昭和.jpg

展示が完成したのを確認すると、ほっとしました。

同時に、「しまった!」を発見してしまうのですが・・・

 

 

こんなふうに展示の裏側を体験していると、街の博物館へ行っても、いままでと少し違う見方ができるかもしれません。

今回、改めて思ったのは、展示は単に資料を置いてあるのではなく、

必ず、コンセプト、展示を通して伝えたいことや考えて/感じてほしいことがあるということ。

そのための資料、レイアウト、解説etc.が考えられているのです。

この展示は何を伝えようとしているのかな?

伝え方が上手い/下手だな~・・・なんて考えながら博物館を見るのも楽しそうですね!

 

 

 

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