02/05
初詣は戦場だ!~正月巫女奉仕~
あけましておめでとうございます
法学部3年、ののです
今日は、お正月の巫女奉仕についてレポートします!
初詣・・・・・
それは去年にサヨナラをつげ、新しい1年の幸福と加護を願う神聖なる儀式。
一般人にとっては。
しかし、神社側にから見ると・・・・。
山のように押し寄せる参拝客!
駐車場が見つからないとの苦情電話!
山のような落し物!迷子!
ついでに屋台同士の場所取り争い。
今日は、知られざる正月の神社の裏側についてレポートします
私が今回奉仕した神社は、愛知県豊田市にある神社です。
私の家は氏子でして、我が家に生まれた女子は巫女として正月にご奉仕しています。
12月31日の夜10時には神社に集合し巫女装束に着替え、
御祓いを受けてきたる参拝客に備えて待機します。
この時点で本殿におまいりしている人が(笑)
カウントダウンが始まり、12時過ぎたらいよいよ参拝が始まります!
お参りした後に、お守りや破魔矢を求めて次々に人が押し寄せてきます。
最初は電卓で計算していたのが数字を打ち込むヒマも惜しくなり、
お客さんがお守りを差し出すと脳をフル回転させてひたすら暗算でお会計。
もちろん、金額は1回も間違えませんでした
「おめでとうございます、お守り○体で 何円お納めください、授与します、どうぞよいお年を~」
お客さんごとにこのせりふをいいながらひたすらニコニコ笑顔でお渡しします。
最初のうちは笑顔で言えるんですけど、
朝4時くらいになると寒さと疲労と寝不足で笑顔が消えていきます(笑)
眠気のピークになったころに2時間の仮眠休憩が入って、
「天の助け!」
だと思いました。
結局参拝客は、一晩中途切れることなく続きました。
ずっと立ち膝でいるので、朝になると膝もとっても痛くなります!
立ち上がると膝の関節からボキッという音が。
それでも交代時間までは笑顔で接客し続けないといけないので、
初詣も巫女にとってはまるで苦行です
大晦日から1月1日の夕方5時まで徹夜で働いたので、
終了して巫女服を脱げたときの開放感はサイコーでした・・・・・・・
とっってもつらいですが、しっかり奉仕料もいただきましたよ!
初詣は参拝客からすれば神聖な儀式なのかも知れませんが、
神社側の立場から見る私にとっては、戦場のように感じました。
私たち巫女がお守りをお渡ししているときに、
神職さんがお賽銭の確認をしていたり、
お守りの在庫数を考えていたり、
祈祷用の榊のことを気にかけたりするのを聞くと、
参拝者のみなさんに気持ちよく新年を迎えていただくための、神社の裏側を垣間見る思いでした。
なんだかんだいっても期間限定で終わるので、女子学生にとっては
とてもありがたい報酬を伴う奉仕だと思います。
機会があれば、皆さんも1度いかがでしょうか?
きっと充実した正月を送れますよ!
以上、ののからの”巫女レポート”でした!