09/16
〈奥村・藤井研〉モノづくりって面白い!!
こんにちは!!
理工学研究科のちなつです。
今回はお隣の研究室である奥村・藤井研究室の後輩が
是非みなさんにモノづくりの面白さを知ってほしいということで
記事を書いてくださいました!!
それでは!どうぞ!
初めまして、理工学部3年生の山本と福岡です!
この記事は、
大学進学を考えている高校生の方々に読んでいただけると思うので、
南山大学に進学することになり、
理系学生となった時のイメージが出来るようにお話をします!
その話をするにあたって
僕たちが所属している研究室についてお話をしていきたいと思います!
僕たちは、奥村・藤井研究室に所属しています。
今回は奥村・藤井研究室で盛んに行われている
モノづくりについて紹介します。
モノづくりといっても、
なんでも好きなものを作るわけではありません
作るのは、研究室(機械電子制御工学科)で学んでいる内容と関連のあるものです
奥村・藤井研究室では通信工学や、電磁気学
を学ぶ対象としているので、
これらが関わっているものを作ります
僕はまだこの研究室に配属されてからあまり経っていないので、
たくさんモノづくりをした!というわけではありませんが、
それでも、ゲルマラジオやスピーカー、オペアンプなどを
研究室のみんなと作りました
上に出ている画像はすべてオーディオアンプなのです!
アンプと言えば中には何百万円もするものがあったり
とても奥の深い世界なのですが上の画像のアンプは
300円~作れてしまうものなんです!
実際に上ふたつの画像のアンプは300円で作れてしまいます。
それなのにしっかりと音がでます…笑
下のアンプは少し材料代が高くついてしまいますがそれでも
5000円程です
それなのに肝心の音質は…
10倍の値段のアンプと言われても信じてしまうくらい音がいいのです!
作る過程での凄く細かいハンダ付けや回路の組み立て、ケース加工、
一度は組み立てしたけれど音がならなくて、
どこが悪いのか何時間も考えたり…
大変で分らない事だらけでしたけれど、
研究室の友達と考えあったりして全員が一つずつ
オリジナルのアンプを作る事が出来ました!
つぎは僕たちが実際作ったスピーカーです。
スピーカーというものがどんな原理で音が出ているのか、
中の構造がどうなっているのかなどは知るはずもなく、
普段家で音楽を聴く時に、音楽を流す機械として
当たり前のように使っていましたが、
一から作るとなると材料や部品も全て自分で調達して、
どんな構造でどのように組み立てるのか調べる必要がありました
でもその過程がとても楽しかったです。
書籍やネットでスピーカーを作るにはどうしたらいいか調べ、
研究室の仲間と一緒に部品を求めて大須に買い物に行き
どの部品が求めている部品なのかあれやこれや言いながら探したり、
スピーカーの箱となる木材をホームセンターで買うのですが、
下調べしてきた木材とは違う素材の木材を選んでしまったり
カットしてもらう寸法も直前で間違ってないか不安になり
もういちど計算し直したり…笑
材料部品を揃え、いざ作成となっても分からない事がたくさんあって
つまずいたりするのですが、
研究室の仲間同士で教え合い、
なんとか完成させることが出来ました!
奥村・藤井研究室では、このように様々なモノづくりをやっていきます
スピーカーを音楽機器に接続して音がちゃんと出るかチェックのとき、
もし音が出なかったら最悪だ…
とか考えてましたが、
無事に音が出た時は感動しました!
一から自分で作って、実用できる物にできたわけですから笑
この記事を読んで、
モノづくりを通じた勉強の楽しさを少しでも分かってもらえたら嬉しいです。
ただの勉強とは違って完成後に「もの」が残ります
実際に僕たちが作ったアンプは家で大活躍しています。
そして完成したあとの達成感
これは体験しないと分からないんですけど、
本当に素晴らしいものなのです
今は自分が作ったモノが実際に動くことで充分嬉しいのですが、
この研究室で得られる知識や経験は、
将来社会に出て、モノづくりをした時、
いろんな人に喜んでもらえる為に必ず活きてくると思うので、
大切にしていきたいです
読んでくださった方の理系学生となった時のイメージが
少しでもできていたら幸いです!
以上、山本と福岡でした!