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N-Caster:名古屋

2014
06/30

人類学博物館 特別講演会

こんにちは!

人類文化学科2年のしーちゃんです。

 

今回は、6月11日に、大阪の国立民族学博物館から広瀬浩二郎先生をお招きして

開催された南山大学人類学博物館の特別講演会をリポートします!

 

 

昨年10月にリニューアルオープンした人類学博物館は、今、南山大学でもっとも旬な施設です!!

リニューアルオープンを機に人類学博物館が目指しているのが、ユニバーサルミュージアム。つまり、障がいのある人もない人も、若い人も高齢の人も、使う言語が異なる人も、誰もが楽しめる博物館であること、です。

 

その取り組みの目玉は、さわれる展示。基本的にすべての展示資料を直接手で触って鑑賞することができます。

触れれば、今までなかなか博物館を楽しめなかった視覚障がいをもつ方も、今までも博物館を利用してきたけれど時には退屈だなぁと思いながら展示を「見て」いた私のような人も、ともに楽しむことができますよね!

 

 

さて、今回南山大学の教室で講演してくださった広瀬浩二郎先生は、さわれる展示のパイオニアで、人類学博物館がユニバーサルミュージアムとしてリニューアルする大きなヒントをくださった方なのだそうです。

13歳のときに失明されたのですが、京都大学に入学した最初の全盲学生でもあり、現在は国立民族学博物館に勤務されている、すごい方なんです!

 

 

講演会のテーマは、「身体でみる異文化の世界━音で伝える、色を創る、心に触れる━」でした。こちらが、私がいただいたレジュメ。(あまりいい写真でなくて申し訳ないです> <)

講演会レジュメ.jpg

ご自身の研究の、「さわる」の次の段階として、「音で伝える」、「色を創る」(見えないものを見る)などについて、失明された中学時代から現在までの経験をもとに、ブルースや瞽女唄、平家物語の鑑賞を交えながらお話ししてくださいました。

 

印象深かったのは「さまざまなミカタ(見方)をミカタ(味方)にする」というお話。

一つの物事をいろんな角度から見る。すると、今まで欠点・たいへんなことに見えていた物事が、長所・得なことになるかもしれない。広瀬先生ご自身、「視覚を使えない」たいへんさはもちろんあるけれど、見方を変えれば、だからこそちょっと得なことや、「視覚を使わない」からできることもある、とおっしゃっていました。

 

誰でも、「私はこれができない」ってコンプレックスになっていることがあると思います。

できるように努力するのはもちろん立派なことですが、どんなに努力したってできないこともありますし、いつもいつもコンプレックスを抱えていたら、苦しくなってしまうかもしれませんよね。

「できない」今の自分だからこそ得なこと、分かること、できること・・・を、見方をかえてみつけるって、きっとこれから生きていくのに大切なことなんだろうな、と思います。

 

 

今回の講演会のようなイベントの多くは学外の方も参加していただけます。今回も、学生より学外の方のほうが多かったです(笑)

もちろん人類学博物館はどなたでも入館できますよ!!8月2日まで、土曜日にはギャラリートークも開催されているようです!

ちょっとでも興味があるなーって方は、大学や人類学博物館のHPもぜひのぞいてくださいね!

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