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日々のあれこれ

N-Caster:名古屋

2011
03/23

日本文化学科安田ゼミ卒業制作?南山歌舞伎?その2

こんにちは、よしえです!

前回に引き続いて、日本文化学科・安田文吉ゼミ

卒業研究プロジェクトについてお届けします!

何カ月も練習を重ねて、いよいよ本番の日を迎えました。
テンションが上がりすぎて深夜まで騒いでいた3年生もちゃんと早起きができました。

朝8時過ぎにG30教室に荷物を運びます。外は雪がちらほら……さっむい!!!
荷物置場で待機していると、カンカン!と音が聞こえてきました。舞台に大道具が運び込まれています。

kabuki.png

G30教室に稲瀬川が現れました!!すごい!!

下座の人たちと最初に発表する文組は着替えを始めます。
五人男たちは顔を真っ白に化粧し、捕手は黒い衣装に草鞋(わらじ)を履きます。
下座の人たちも髪を可愛くセットして髪飾りを付け、先生方に着物や振袖を着付けしていただきました。

着替え終わった人たちから順に、最後のリハーサルをします。

この時にはすでにお客さんがちらほら…。だんだん緊張してきました。

実は前日からテレビ局が取材に来ていて、

この日も朝からカメラとマイクがあっちこっち動き回っていました。

ゼミ生の何人かがインタビューに応えていました。
翌日のニュースにこの日の発表が出ていましたよ。

だんだんお客さんの数も増えてきました。
私の家族も見に来てくれたのですが、舞台から客席にいる私のおばあちゃんを見ていたら、

隣に座っていたのが……なんと学長先生!!

学生の発表をわざわざ見に来てくださっていました!ビックリです!


さて、いよいよ開幕です。 

拍子木が入ります。
カン…カン…カンカンカンカンカンカンカンカン…カンッ!!

「迷子や――い」「迷子や――い」
迷子を捜す町人を装った捕手が出てきました。
足の動きもちゃんと揃っていました。練習の成果が出ています!

捕手が退場し鐘の合図で水色の幕が消えると、

舞台は稲瀬川の土手になり、三味線の演奏が始まります。
最初の早弾きはとっても難しく、初めて三味線を演奏するゼミ生たちは一生懸命お稽古してきました。
 

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三味線の一番の聞かせどころです。息がピッタリ合っています。
長唄も三味線の音をしっかり聞きながら、太鼓に負けないよう大きな声で唄います。

カンカンカンカンカンカン…カン!カン!

附の音とともに花道から五人男が登場です。一人ずつ見得を切り、颯爽と歩いていきます。
附のタイミングも重要です。
五人男が客席を振り向くと大きな拍手が!

五人男が舞台に上がると、捕手が五人男を捕まえに再び登場します。

さあここからがこの舞台の見どころ、五人男の名乗りです。
 

kabuki3.png




「問われて名乗るもおこがましいが生まれは遠州浜松在

……賊徒の首領 日本駄右衛門!」

「○○○屋ぁ!!」

五人男が名を名乗り、見得を切ると会場から大きな拍手。

そして大向(おおむこ)うから役者の屋号がかかります。

屋号は役を演じるゼミ生それぞれが好きなものを付けました。

大向から声がかかると芝居の雰囲気も一気に盛り上がります。
役者の動きが附でバシッと決まり、大向うから声がかかる。
これも歌舞伎の醍醐味です!

名乗りの間の三味線と鐘もしっかり揃っています。
 

kabuki4.png


 
最後に名乗りを上げる南郷力丸、豪快に見得を切ります!
赤い褌もバッチリ!カッコいい!!

そして最後に捕手とともにバシッと決めます。

 

kabuki5.png



 「安田歌舞伎!!!!!」
大向うの声がかかるとともに客席からこの日一番大きな拍手が起こりました。

拍子木が入り、無事に幕は閉じました。
最後は全員で記念撮影です。

五人男たちはやっぱりかっこいいですね!
 

kabuki6.png

 



捕手たちも十手を構えて、「やぁーーーーー!!」
 kabuki7.png



中央にいる捕手頭、とってもイケメンです!この日ものすごくモテモテでした。
皆、とても楽しく発表することができました!


この「南山歌舞伎」は、ゼミ生だけで作り上げることは絶対にできません。
長唄や三味線を指導してくださる方、演技の指導をしてくださる方、

衣装・鬘・大道具・楽器などを貸してくださる方々、

化粧や着付けをしてくださる方、練習を見に来て指導をしてくださるOB・OGの先輩方、

その他多くの方が協力してくださるおかげでこの舞台を作ることができるのです。

何より安田先生のご人徳あってこその「南山歌舞伎」です!


そして、ゼミ生43人全員でこの発表に為に練習し、

無事に成功させることができたのは何よりも嬉しいことです。
「このゼミに入ってよかった!!」と心から思いました。

研究の一環ではありますが、それ以上に、

多くの人と一つのものを作り上げていくことの大切さ、難しさ、楽しさを感じることができました。
歌舞伎という日本の文化に直接触れ、その面白さを体感できるこの安田文吉ゼミ。

「歌舞伎って何が面白いんだろう?」「歌舞伎を見たことがない!」という高校生の皆さん、

来年はぜひ私たちの卒業研究プロジェクトを見に来てくださいね!!


「まず本日は、これ切ーーりーーー!!!」

kabuki8.png

 

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南山大学学生入試広報スタッフとは世を忍ぶ仮の姿。果たしてその実態は…!?
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