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N-Caster:名古屋

2011
02/28

経済学ミニセミナー8

こんにちは。法学部の田中です。
2010年に名古屋キャンパスにて開催されていた
南山大学経済学部創立50周年記念連続ミニ公開セミナー
の様子をお届けしたいと思います。

南山大学では様々な公開セミナーや記念イベントを開催しています。
多くの人がこの貴重な機会を逃しています。
皆さん!大学に入ったら積極的に参加してみましょう

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さて、今回の記事で紹介するのは12月3日13:30?を担当された山田正次先生の講義です。
人を知るには、その生い立ちを知ることが重要なのでは?
特に節目にどう動いたのか。
と山田先生は最初に話されました。
どんな歴史的事象に対しても、その原因があり発生しています。
人間性に関しても、その人の人生を知ることで傾向などが見えてきたりしますよね。
戦後対外赤字対策のツケ』と題されたスラスラを流れるような講義でした。
ドナウ川の如く!!

2次大戦中、日本国は朝鮮や台湾、南樺太など多くの土地を占領し、
そこでの生産物によって自給できていましたが、
敗戦により多くの占領地を失い55%程度まで実質的領土を減らすに至りました

物資が圧倒的に不足するという状況に追いやられた日本、
物資を輸入するにもお金がありません。
頼みの綱の工業も、空爆による被害で見通しが立たず…。

戦後日本の国家の至上命令、
それは機械設備を戦前のレベルまで回復させることでした。
しかし、占領軍は当初それを許しません。
それが統治のセオリーだったからです…ところが、
“朝鮮戦争”の勃発により統治方針は180度変換しました。


原料の少ない日本、もちろん輸入に頼ります。対外赤字の増加。
様々な問題が生じる関税を使いづらいと判断した政府は輸入数量制限をします。
政府は総枠を決め、割当方法については、
それぞれの業界団体に利益のすり合わせを行わせました。
特に当時の主力産業は紡績…その業界団体である日本紡績協会は、
それぞれの企業の設備レベルの割合に応じて綿花の輸入を行うという方針を決めました。
その方針によって、設備投資が過熱し過剰設備が起こりました。
結果、過剰生産→製品の値崩れとなります。
協会は操業の短縮を決めました。

しかし、その方針もまた裏目に出ました。
なぜならこれも設備の割合に応じて決められたから…

さらに拡張した設備は後に格納・廃棄。

現在でも様々な国で、対外赤字・黒字が偏っていると
それが問題視され暴動が起きたりします。
米国ではスーパー301条と呼ばれる対外制裁の為の条文があったりします。
非常にシビアな問題ではありますが、非常に面白いところでもあります。
政治経済の範囲にもあったのではないでしょうか??要チェック!!

今日も書くの大変だったぁ…BY法学部田中

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