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N-Caster:特集

2010
10/01

Fair Tradeって何??

みなさん、こんにちは!
外国語学部英米学科のいとーです。

さてさてついに、厳しい夏が終わり、秋が到来しようとしています。
みなさんにとって秋は何の季節ですか?
スポーツの秋?読書の秋?それとも、恋愛の秋?
私にとっては勿☆論、食欲の秋です!
お魚やキノコの美味しい時期・・・もうたまりませんね。

さて今回私は、南山大学の学生の一人である、中村明日菜さんにお話をうかがってきました。
 

中村さんは「フェアトレードタウンなごや推進委員会」のメンバーの一人で、
南山大学にあるフェアトレード推進のためのサークルHANDsでも活動をされています。
彼女はとても笑顔が素敵な方で、私の質問に対しても一つ一つ丁寧に答えてくれました。

↓以下がHANDsのブログです
http://blog.livedoor.jp/ft_hands/

そもそも皆さん「フェアトレード」という言葉を耳にしたことがありますか?
恐らく、なにそれ?と思われる方がたくさんいると思います。
当の私も、中村さんに出会うまでは、
名前くらいは聞いたことがあるもののその意味を全く理解していませんでした。

★フェアトレードって?
辞書によりますと、
「公正貿易。途上国の生産者に公正な賃金や
労働条件を保証した価格で商品を購入することで、
途上国の自立や環境保全を支援する国際協力の新しい形態」とのこと。
・・・なんのこっちゃ、ですね。
なのでかいつまんで言ってしまいますと、
「貿易において、生産者に見合った対価を与える仕組み」ということです。

例えば、スーパーを想像してください。
食品売り場を覗いてみますと、
バナナやオレンジなどたくさんの外国産の品物が売られていると思います。
それは一様に、安い。日本産のものと比べると、それは一目瞭然です。
ではなぜ、それらの商品が安いのでしょうか?
・・・答えは簡単。買い手である側がそれを安く買っているからです。
そう、まさにその場面で起こっているのが、
先進国と発展途上国の間にある経済格差の問題です。

弱い立場にある国は、
強い立場にある国が100円のものを10円で買うと言っても
逆らう事が出来ません。(いわば、のび太くんとジャイアンの関係ですね)
この貿易における不公平さを解消しようという動きが、
フェアトレード(公平な貿易)と呼ばれています。

★私たちとどう関係があるの?
そもそも、どうして買い手は品物を安く買う必要があるのでしょうか?
私達消費者は、当然ですがより安い商品を買おうとします。
すると、売る側が利益を得るためには、
商品を仕入れる時の値段を出来るだけ抑える必要が出てきます。
そうです。もとを辿れば、
「出来るだけ安い物を」という私達一人一人の意識がこの問題を作り上げていたのです。

このことについて、中村さんは
「自分と世界は案外近かったんだな、と思った」
「自分の一つの行動がこんなに影響を与えているのかと知って驚いた」
と話していました。

世界(主に欧米等)では少しずつこの動きが
活発になってきているようですが、現在日本はこの活動がとても遅れているのだそうです。
何だか悲しい、というか情けない気がしますね・・・。

★どうすればフェアトレードに貢献できるの?
私たち消費者がこのフェアトレードに貢献する方法は、
実はとても簡単です。
何気なく目にしたことがある方もいるかもしれませんが、
フェアトレードで輸入された商品には、
「この製品はフェアトレードで取引されました」という証であるラベルが貼られています。

たとえば、これ↓
 国際フェアトレード認証ラベル

fairtrade.JPG

この他にも色々種類はありますが、
パッケージを見ると必ずそれと解るようなマークが入っています。
ですからフェアトレードのラベルの貼られた商品を積極的に買っていくことが、
小さな国際協力にも繋がっていくことになるのです。

また、現在少しずつではありますが、
日本でもフェアトレード推進のための機関が出来始めています。
中村さんが入っている「フェアトレードタウンなごや推進委員会」には、
現在60人ほどのメンバーがいらっしゃるそうです。
この委員会はやりたい人ならだれでも加入することが出来るそうなので、
興味がある方はこの機会に是非参加してみてください。

★終わりに

「ただ安ければいい、ということではないんです。
私達が安く物を買える裏で、
誰かが理不尽な思いをしていることがいっぱいあります」

取材の中で中村さんが口にしたこの言葉は、とても深く私の胸に響きました。

中村さんの凄い所は、自分でフェアトレードのことを勉強し、
自分から今の活動を始めた、ということです。
興味を持ったことを逃さず、それに関わっていく。簡単に出来ることではありません。
そしてお話をする中で、中村さんは今の活動に誇りを持っているんだな、
ということもとても強く伝わってきました。
そんな中村さんの顔は、きらきらと輝いて見えました。

最後に、中村さんから高校生のみなさんへ
「興味があることに対して積極的になってみてください。
きっかけ、人との出会いを大切に。
“自分が何をするか”ということをよく考えて行動してほしい」

中村さん、どうもありがとうございました!

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南山大学学生入試広報スタッフとは世を忍ぶ仮の姿。果たしてその実態は…!?
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