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N-Caster:特集

2010
07/07

人類文化学科「服部裕幸」先生にインタビューしてきました!

 こんにちは、人類文化学科の川口です。

今回は人類文化学科の先生である「服部裕幸」先生にインタビューしてきました。

服部先生とは?
服部先生は僕がお世話になっている先生の一人です。
特に哲学について。
そう、人類文化学科には文化人類学、考古学、言語学、哲学
大きく分けて4つの学問を学ぶことのできる学科なのですが、
その中でも服部先生は哲学の先生なのです。
 
先生の専門分野は哲学、論理学
狭く言えば、科学哲学、言語哲学、心の哲学です。
だけど、先生は学部生時代、経済学部だったそうです…! 
最初これを知ったとき、一体どうして経済から哲学へ!? と、
驚きと疑問をもったので、これについて少し聞いてみました。

 
 picture1人文.JPG
 
服部先生の研究室。ここが一番落ち着くそうです。
 
経済学から哲学!?
服部先生は、慶応大学の経済学部に入学したのですが、
目的はなく漠然と入学したようです。
しかし、学部2,3年生のころに時流行していた学生紛争というものの影響下にあった大学は
講義も開くことも困難らしく、先生は授業には行かずに独学で勉強を始めたらしいです。
最初は中央公論社の世界の名著シリーズを読んだり、
数理論理学、集合論の本を読んでいたそうです。
そんな中、経済学についての疑問が湧いてきて、
経済学が科学的である、というのは本当か
!?
というような疑問を強くしていったそうです。
そこで、先生の哲学の問題意識が浮かび上がります。それは…
 
「科学的とは一体どういうことか!?
 
これが先生の問題意識でした。
 
それから就職活動にみんなが東奔西走するなか、
先生は科学哲学、科学論などの本を読み漁り、
修士、博士へと勉強を進めていったそうです
経済学への疑いが先生の問題意識を生み出し、
自分が何をやりたいかが明確になったようです。
なるほど、経済学から哲学への移行はこういう理由でしたか。
うーん、大学って何が起こるか分かりませんね。
 

哲学の魅力とは?
次にその専門の哲学の魅力についてお聞きしました。
返答は、とにかく「おもしろい!ということらしいです…! 
その内容はというと、議論が明快で分かりやすいということ。
そして何よりも反対の意見や勢力を鮮やかな手法で論駁しているという点です! 
僕もその鮮やかさを味わいたいものです。
 
picture2人文.JPG
2010年度水曜2限 知識と社会の講義後。この時はロックの認識論でした。
 
○先生の趣味について
そんな勉強や研究ばかりしているイメージの服部先生ですが
スキーが趣味
で毎年冬に北海道までスキーに行くようです。
しかし、その趣味は42歳からという遅出だったようですが現在も続いているそうです。
あとリコーダーも夫婦でやっているそうで、僕より趣味があるかもしれません…!
また、学部1年生のころから混声合唱団に所属しており、
クラブ活動中心の生活を送っていたそうです。
帰ったら疲れて少ししか予習できないとか。
なんでも服部先生はある人生観を持っていたそうで、
その頃からずっと「明日は死ぬかも知れない、
だから今日を悔いなくすごさなければならない。」
として、
いつも必死に生きていたそうです。
友人と旅行に行って船に乗ったりするときも、
沈没することを考えて遺書を書いておくほど意識していたそうです!
そして一日が終わるとこう思うのです。
 
「また今日も生きてしまった…。」と!
 
確かにその意識なら疲れると思います。
しかしこの人生観で毎日を必死に生きることが
できるのだから、見習いたいと思いました。
 

○最後に服部先生から高校生のみなさんに
メッセージをいただきました★
・目的意識について
 すぐには無理だと思うが自分のやりたいことを見つけて欲しい
そのためにはある程度苦痛でも様々なことを体験しないと、
自分が一体何に興味があるかが分からない。
見た目では分からないので、
とにかくやってみて中身を見て自分にあっているかどうかを確かめてほしい。
 
・勉強に関して
 高校で勉強していることは、なんやかんや言っても人生のどこかで役に立つ。
それは文系科目でも理系科目でも言えること。
日常の思考や、人生の決定に少なからず影響するし、人生を豊かにしてくれる。
高校生は自分の思っている以上に時間があるので勉強をしていただきたい。
少なくとも学校で教えてくれていることは。
それは大学に入ってからも講義ノートをとる時に役立つし、
自分の専門科目を深めることにも役に立つ。とにかくまんべんなく勉強をしていただきたい。
 
服部先生からのメッセージでした。
これは高校生に限らず僕たち大学生にも当てはまることですね…。がんばりましょう!
インタビューは以上で終わります。
高校生のみなさん、勉強はちゃんとやりましょう!僕も勉強ちゃんとやります!

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