04/28
アイスホッケー部に取材★
こんにちは,初登場,やっしぃです。
編集局に入ってすぐ(より正確には“その日のうちに”)
編集局長に「インタビューしてきて!」と言われ,
アイスホッケー部の原田佳秀さん(法学部4年)にお話を伺いました。
↓プレイ中の原田さん
――そもそもアイスホッケーはどんなスポーツなのですか?
プレーヤー5人とキーパー1人の計6人でプレイをします。防具とスケートシューズを身につけ,ボールではなく「パック」と呼ばれる物を相手のゴールに入れる競技です。
傍から見ると危なそうですが,防具で保護しているので危なくはないです。
――海外ではとても人気の高いようですが,日本ではまだまだマイナーですよね。
北海道では盛んなようですが,愛知県では6つの大学(愛知学院,名古屋工業,中京,愛知医科,名古屋,南山)にしかアイスホッケー部がありません。
――決して盛んとは言えないアイスホッケー部に敢えて入部しようと思ったのはなぜですか?
フレマン祭(*新入生を獲得すべく様々な部活・サークルが宣伝する期間。先輩が優しいのはこのときだk……ゲフッ)の時にアイスホッケー部が無料でスケートをさせてくれるという企画をやっていたので行ってみたんです。行ったは良いけど僕はスケート初心者で,むしろマネージャー志望の女の子の方が良く滑れるくらいで……「これは無理だわ」と思ったんですけど,その直後に初めてアイスホッケーの試合をみて「カッコイイ!!」と憧れて…それで入りました。

なるほど。「高校の時アイスホッケーやってたぜ」とか,あんまり聞きませんよね。
――みなさん初心者から始められるんですか?
僕らの学年は,小学校時代をアメリカで過ごした一人を除いて,全員初心者でした。
だから最初はスケートの練習から始めるんですよ。昼にスケート,夜にホッケーの練習をしていました。
夜にですか,大変ですね…
あれ,そもそも南山にスケートリンクなんかあったかな……
――南山にスケートリンクなんてありましたっけ?
ないですよ。大須のスケートリンクで練習しています。
――勉強との両立は可能なのですか?
アイスホッケーの練習は週2?3回ほどですので,早朝や練習のない日に勉強していました。練習翌日に1限(*09:20?)から授業があったりするとさすがにきつかったですけど(笑)

――原田さんは公務員試験を受けられるんですよね。春の試合は出られるのですか?
ええ,練習は夜なのでそれ以外の時間に勉強します。一般企業を受けていた人たちもみんな夜の練習には来ていましたよ(笑)
平気そうな顔で答えてくださいました……。
忙しいといって逃げられないですよね。そういった環境では精神力や時間管理能力が身につきそうです。アイスホッケー部,美味しそうです(笑)
――アイスホッケー部に入って良かったことはなんですか?
先輩やOBとの仲が良いです。練習が夜なので,社会人になってからも続ける人がいますから,OBとの接点も多いです。最近就活をしていて,それがとても魅力に感じます。
また,スケートが無料でできるのでスケートリンクでバイトをしています。スケート教室のインストラクターなど,なかなか出来ない経験もできますし,名工大のアイスホッケー部も一緒にバイトをしているので,そことはとても仲が良いですね。一緒に飲みに行ったり(笑)他の大学の人と仲良くなれるのも魅力です。
さらに,アイスホッケーは珍しいので「アイスホッケーをやっている」というと就活で食いつきが良いです(笑)
氷河期だとか言われているこのご時世に,就活に役立つ(かもしれない)のはとても魅力的ですね。

――受験生やアイスホッケー部を考えている人たちへメッセージがあればお願いします。
アイスホッケーはゼロから始める分,努力した分の成長が肌で感じられるのでやりがいがありますしとても楽しいです。また,スタートラインは皆同じです。是非アイスホッケー部に入ってください!
ここまでアイスホッケー部の原田さんのお話を伺ってきました。
体育会系はただ厳しいだけではなく,充実した時間を過ごせますし,精神力,時間管理能力など社会人に必要な力が身につくのではないかと感じました。
体育会系を恐れず,一度よく見て検討してみるのも良いかもしれません。
以上,やっしぃがお送りしました!