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南山の先生について

N-Caster:名古屋

2009
05/22

「南山の先生」第13弾 数学って意外と「いい加減」!?

 こんにちは、まっちゃんのできちゃった婚に困惑している数理情報学部 稲吉です。

 

今回紹介する先生は情報理工学部杉浦洋先生です。

 情報理工学部の先生方の中でもかなり独特のオーラを放つ杉浦先生ですが、とってもチャーミングで優しい先生です。

 数値解析学を研究しておられる杉浦先生ですが、そもそも数値解析学って

 

数値解析(すうちかいせき、Numerical Analysis)は、数学の一分野で、解析的に解くことが不可能な数学上の問題を数値的に解く手法に関する学問。【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より】

 

なんだかさっぱり…アレルギー反応出てきた…

 と、いう方もいらっしゃるでしょうがご安心ください☆

ここでは先生のインタビューとともに数学の奥深さや楽しさについてから人生についてもお話されております☆ 

これを機に数学を好きになってはいかがですか!?

 

「人生と数学を交えてご紹介いたします」

 

 

  Q1.先生のご専門は何ですか?
 

数値解析学です。

今の世の中は、いろんなことを計算で予測したり、設計したり、制御したりしています。例えば、天気予報でも明日の大気や雲の流れを計算により予測して行います。そういう計算を計算機で速く上手に行う方法を研究しています。


 

Q2SEや数学の先生だけでなく、人が生きていく上で、数学はどのように役に立ちますか?


 数学の教えは、問題は上手に言葉にしてやると、論理(純粋な言葉の操作)だけで綺麗に解決してしまうと言うことです。こういうことを学んだ人の人生は何か違ってきそうですね。


 

Q3.情報理工学部のある先生が「人生は積分」と言っていましたが、先生も人生を数学に例えるとしたら何と言いますか?


 

 数値計算で言うと、人生と似てるのは、多少「いい加減」なほうが快適だというところかな。例えば、半径1の円の面積S=1××π ≒ 3.14と概数計算するわけです。たいていのことは、必要な精度があれば概数計算で片付きます。反対に、あくまでも厳密に計算しようとするとS=3.14159265...できりがありません。「概数」計算というと「いい加減」ですが、そのおかげで、いろいろなことがコンピュータで高速計算できるのです。

 人生においてもすべてに厳格さを求めず、少し柔軟性をもって、「いい加減」にやったほうが快適でしょう。少し言い訳すると、数値解析は計算を「いい加減」にやった影響を「厳格」に調べる学問でもありますが...


 

Q4.先生はどうして数学の研究者になろうと思ったのですか?

 

 元々、物理の勉強をしようと思って大学に入りました。しかし、さぼってたら物理がわからなりました。その原因は(さぼったせいではなく)数学だと考えて、数学さえ解れば、物理がもっと簡単に勉強できるだろうと、3年生で数学科に入りました。でも、数学も勉強しても、勉強しても、よく分からず、そのうちに、コンピュータの魅力に引かれて数値解析学にはまり、そのまま居残ってしまったということです。


 

Q5.好きな本、食べ物、映画、スポーツなど好きなことを教えてください。


 二胡を一生懸命やっています。どんどん巧くなります.でも未だにすごく下手です。単調増加で発散しない例です。

Erhu.png
 

Q6.先生の背負っているリュックサックの中には何が入っているのですか?


講義ノート、電車で読む本、計算用紙、傘、双眼鏡、読みかけ書きかけの論文、ペットボトルのお茶が入っています。


 

Q7.先生の秘密道具があれば教えてください。


  大学院生の時に作った「反転鏡」(左右が逆に見えるメガネです。おもしろかったです。)と「立方体、裏返すと正12面体」です。

 

 3_反転鏡表側.jpg反転鏡裏側.jpg

 1_立方体.jpg2_立方体をひらくと.jpg正12面体.jpg

 

 

Q8.毎朝、山口駅ではない方向から歩いてくるのを目撃されていますが、一体どこから歩いてきているのですか?

瀬戸口駅から1駅分30分かけて歩いています。瀬戸駅から2駅分歩いてくることもあります。1時間かかります。また、自宅から4駅分歩いてきたこともあります。3時間かかりました。1回で、懲りました。なにせ、高蔵寺・中水野間は歩道のない国道で、脇を大型トラックがビュンビュン走り、生命の危険を感じました。

  1. 健康のため

  2. 歩き方の練習のために


 
 

Q9.好きな女性のタイプを教えてください。

 ありません。分類して、こんな人がいいというのがタイプでしょ?人はその人、その人ですよね。だから、タイプはありません。


 

問題:厚さ0.1mmの新聞を50回半分半分に折りたたんだ場合のその厚さは?(これは、とある会社の面接問題です。今までに何千人の志望者の中で、正解を言い当てた人はいないそうです。)

 

実際には折りたためるかというと、疑問ですが、計算上は1億キロメートルで、なんと、地球から太陽までの距離の約2/3です。1回折ると厚さは2倍。50回折ると2^50(2の50乗)倍。2^10=1024≒10^3だから、2^50≒10^15。というわけで、15回畳んだ厚さは、

    厚さ ≒ 0.1×10^15mm = 10^14mm = 10^8 km

 

Q10.最後に、先生から受験生にメッセージをお願いします。

 受験生にでしたら、「南山に来てね。」

 

 

みなさんいかがでしたか!?

先生は純粋に、まるで恋する乙女のように数学を愛しておられるのだなあと関心しました☆

我が道を行くスタイルに憧れます!!

 とても気さくでチャーミングな先生ですので、学内で会ったら話しかけてみてはいかがですか!?

 

 

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南山大学学生入試広報スタッフとは世を忍ぶ仮の姿。果たしてその実態は…!?
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