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タイでのボランティア活動 part2


滞在していた期間にちょうどガオパンサー(安居入り)と呼ばれる仏教の祭日があり、現地のお寺に御呼ばれしていただきました。タイの人々は仏教に対する信仰心がとても強く、お坊さんをとても尊敬しています。朝早くから大勢の村の人たちが集まり、お布施としてご飯(もち米やパン、豆乳などの飲み物、果物)を持ち寄っていました。現地で有名なお坊さんから、「肉体は魂の仮の宿、だからこそ現世では自らの心を鍛えることが大切」という有難い教えを受けました。お話の後は、お坊さんたちは村人と共にお布施の食事を頂きました。また、食後は実際に御坊さんが修行をしている洞窟や、まるで宮殿のようなおおきなお寺(息を呑むほどのキンピカ!キラキラ!)を案内してもらいました。お坊さんになると決心したら家族も自分の財産も全て放棄し、服として身に着ける黄色の布一枚だけが彼らの所有物となることを知って驚きました。

現地では、掃除・炊事などを当番制で行いました。食事当番の日にはトラックの荷台に乗り近くの市場まで買出しへ。野菜、お肉、果物、日用雑貨など生活に必要なものは全てそろいそうで、特に果物は日本では見たことがない種類のものがたっくさん並んでいました。食事は朝・昼・晩先生たちが作ってくれて、もちろん私たちもお手伝いをします。夕方になると村の子どもたちや生徒が手伝いに来てくれて、一緒にご飯を作ったり洗物をしたり。タイでは女の子はお母さんの料理の手伝いをするのが一般的で、小さなころからお母さんの味を学びます。野菜炒めや、グリーンタイカレー、トムヤンクンなどタイ料理が並び(もうほとんどのタイ料理を制覇したといってもいいくらい)、みんな「アローイ(タイ語で美味しいという意味)」を連呼しながら毎日お腹いっぱいになるくらい食べました。

私たちが現地に着いたその日からこどもたちは笑顔で迎えてくれました。日本に比べると遊ぶももや施設なんてほんとになーんにもない状況なのに、だからこそ自分たちでダンスや遊びを考えて教えてくれたり、子どもたちはいつの瞬間も元気いっぱいに私たちと遊んでくれました。

事前にコーディネーターのムさんが配ってくれていた手作り日本語・タイ語会話集を片手に「オッハヨーゴザイマス」と思いっきり大きな声で朝から声をかけてきてくれたりと、積極的にコミュニケーションをとろうとしてくれたことがすごく印象的です。
お別れの日には、タイの伝統的なダンスや民族舞踊を披露してくれたり、お花で作った飾りをプレゼントしてくれました。言葉の壁にとまどってしまうこともあったけれど、気持ちが通じ合った瞬間が重なって時が経つにつれて彼らと仲良しになれたことは最高の思い出です!!
今回のボランティアで、現地のタイの子どもたち・先生・村の人々に加えて既に定年されて参加していた方たちなど、普段の日本での生活では関わる機会の少ない方たちと世代・人種を超えて交流することができ、たくさんの経験と出会いを通して多くを学び、またひとつ自らの視野を広げることが出来たと感じています。
実際にわたしたちにできたことはほんの小さな事で、ボランティアとして参加したはずが逆にこちらのほうが得るものが多かったのかもしれません。
子どもたちのキラキラ輝くような笑顔、夜みんなで見た満天の星空、手の中で光る小さな蛍。タイの人々や自然、文化の素晴らしさに触れられたことも私たちとってとても大きな刺激となりました。このような貴重な経験ができたことに心から感謝し、出会いを大切にしながら残りの学生生活も充実させていきたいと思います。

