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Communication in Spain!(その2)
レオンでの生活はいつもとても楽しかったが、中でも忘れられない3つの出来事がある。
一つ目は言語センターの仮装パーティーである。スペイン全土で行われるカルナバルの仮装祭にあわせて、言語センターの生徒や職員で仮装パーティーをした。仮装パーティーで着る服は、中国人が経営している雑貨屋で買った。
レオンには中国人の人がたくさん住んでいて、この系列のお店は町のいたるところにあった。そして気合いを入れて仮装していったパーティーでは、様々な国から来た学生や言語センターの教員の方達や、学校の入り口に常駐している警備員、さらには言語センターのセンター長まで仮装して、一緒に酒を飲んだりスペイン料理を食べたりして語り合った。教員の人達や職員などが朝まで学生達と一緒になって陽気に騒いでいるのを見て、「あぁ自分はスペインに来たんだな」と実感した。日本ではみられないラテンのノリだった。
二つ目は、言語センターで知り合ったスペイン人のサンティと一緒にフットサルをしたことである。彼は毎週月曜日の夜、町が運営する体育館でフットサルをしているそうだ。彼に連れられて軽い気持ちでついていったところ、20人ぐらいのスペイン人達にまじってフットサルをすることになった。こっちは彼らの名前がわからない上に、試合中は早口なので何を言っているのかまったく理解できなかった。しかしながら試合が進むにつれ、彼らの言いたい事がなんとなくわかって来てとても楽しかった。なにより他の国の人達とスポーツを通じて心が通じあえたのは感動的な事だったし、スポーツの素晴らしさを実感した。
そして最後はホストファミリーとの思い出である。ホストファミリーには本当にお世話になった。あまり笑わないけれど、いつも優しかったおばあさんネリダ。一緒にサッカーを見たりやったりして本当の兄弟のように接してくれた13歳の少年アイトール。恥ずかしがりやだけど、一緒に宿題などをした、9歳の少女サライ。

夜中に遊びに出て行くような僕らだったけど、みんな本当によくしてくれた。そして、僕らがレオンを発つ日におばあさんのネリダがレオンの大聖堂のミニチュアを渡して言ってくれた言葉は、僕は決して忘れないだろう。「アンタ達は日本に帰ったらやらなきゃいけないことが二つあるわ。一つは写真を現像して送ること。もう一つは、もう一度スペインに来て私たちに会いにくること。待ってるからね。」この言葉を聞いたとき、僕はもう一度レオンに帰ってくると心に誓った。現在、卒業旅行でレオンに行くことを計画中である。
その3へ続く。。

